3月2日から二日間、岡山アイスホッケー連盟さんのご厚意で倉敷市長杯に参加させて頂きました。

この大会は中国四国地方を中心に兵庫からも参加した、11チームでのトーナメント戦で行われました。

ガンバックスjrの初戦は前評判の非常に高い香川ジュニア。

選手達にはフォアチェックバックチェック頑張りなさいと送り出しましたが、実際両チームとも早いチェックで、見応えの有るゲームを繰り広げてくれました。

その中、5年生の♯８が先制を決め1ピリが1対0で終わります。
６年生ではなく５年生が決めてくれたことでチームの雰囲気は盛り上がります。

２ピリも足を止めることなく、氷上に立った選手たちは体を張ってプレーします。
その中♯８が２点目を決め２対０で２ピリを終えて３ピリに向かいます。

そして、ここで待望の追加点を４年生の♯１５が決めます。
４年生の無邪気なガッツポーズが人数少なく体力的にしんどくなった３ピリに元気を与えたように思います。
６年生のお兄ちゃんとリンクで抱き合った姿にみんなほっこりしてました。

この試合４年生二人、体を張ってがんばりました。

蓋を開けてみれば強豪香川ジュニアさんに４対０の完封での勝利となります。

次、準決勝は地元岡山ブルーインズさん

こちらは６時間以上の休憩を挟んでの試合でしたが岡山さんは２時間少しでの試合でお互い人数が少ない中、有利に試合を進めることが出来たと思います。

開始１０秒でブルーライン超えたあたりから♯７の決めたスラップで完全にガンバックスペースでゲームを進めることが出来ました。

結果　１０対１　SOGもガンバックス４８、岡山４とフォアチェックバックチェックが機能した会心のゲームだったと思います。

そして、お待ちかね倉敷でのお泊り。
子供達はみんなでご飯を食べるだけで大喜び、オッチャン達は夜中までビール片手にホッケー談義。
二日酔いで試合観戦どころでないオッチャンを何人か出したと言う噂もちらほらとある中、決勝戦を迎えます。

これまた強豪の広島コレクターズさん

お互い人数は少ないものの一晩十分に休養を取った中で、白熱したゲームを見せてくれました。

ここでもミラクルを４年生のちびっこが見せてくれます。

６年生♯７のアシストを、４年生の♯１１が決めます。
このちびっ子の先制点がみんなに最期までがんばる力を与えてくれました。

２点目は同じ４年生の♯１５が相手キャプテンをがんばってチェックした後にラッフィングを貰いパワープレーから生まれた得点でした。

４年生のチビ達の上手じゃなくても一生懸命な頑張りに引っ張られ、この試合も全員がフォアチェックバックチェック必死で頑張り、４対１でしたが　SOG ガンバックス３１、岡山さん８とゲームシートで見てもシュートを打たさないと言うみんなの頑張りが分かる結果となりました。

これで前回の兵庫チャレンジカップに続いて今期２度目の優勝をさせて頂くことが出来ました。



今回の大会で参加されたチームからのお褒めの言葉がありました。

選手たちが指導者や父兄の指示ではなく自分たちでウォーミングアップをしっかりしている姿を見て、強いチームは自分たちで出来るんだぞとご自身の選手達に伝えて下さった指導者の方がいらっしゃったそうです。

強いチームかどうかはさておき、ガンバックスレディースのお姉さん達の姿を見たり、実際に氷上で足が動かなかった苦い経験を活かして選手たちが一生懸命考えてきたウォーミングアップを認めて下さる方がいらっしゃった事がうれしかったです。

そして、この大会をきっかけに中国四国選抜さんと練習試合をさせて頂くことも決まりました。

兵庫選抜として全国大会へ出場する事はできませんでしたが、次のステップへ向けてがんばれば見て下さる方はいらっしゃると思います。

優勝よりもっと大切なことを掴んだ素晴らしい大会になりました。

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